【Googleマップにトイレの写真】が集客になるワケ

Googleマップでお店を見る時、そのお店へのルート以外にも
営業時間やメニュー、写真などを見ていませんか?

その写真を見て行くのを躊躇ったこともあるかもしれませんね。

飲食店(特に居酒屋)ではしばしばトイレが綺麗かアメニティはどうか、と言われますが
これは整備業界と同じく【女性顧客の獲得】が課題だからです。

この記事では、Googleマップにトイレの写真を載せることが
なぜ集客につながるのかをご紹介します。

男性とはトイレの使い方が違う

なぜ過ごす時間の短いトイレがそんなに重要なのか

これは、男性と女性ではトイレの使い方が違うということも影響しています。

お化粧を直すということもありますが、

  • 必ず腰掛けるという点での接触することへの抵抗
  • 腰掛けることで空間を気にするゆとり

が、女性がトイレを気にする理由になります。

女性は荷物が多い?

普段から女性の持ち物の多さが気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

その中身は財布や鍵・携帯のほか、メイク用品や生理用品のポーチ、ハンカチ、ハンドクリームなど…荷物の多い女性はさらに多いです。

となると、当然トイレにもそのバッグを持っていきますよね。バッグを置く台はあるでしょうか。
ドアのフックに掛けなければならない時に、届くでしょうか。

さてバッグを掛けるあのフックの天井側、自分から見えないフックのあちら側はきれいでしょうか?


なんかこのトイレ、芳香剤のニオイきつくない?なんて思いながら、次に気になるのはドアを閉めた後の便座までの距離感です。たまに、個室の奥行きがとても狭いトイレがありますよね。

お気に入りのスカートが触れるのは、たとえ便器の外側でも気持ち良いことではありません。
また、清掃直後であっても床が濡れているのは気持ち悪いですね。

トイレの蓋は手で開ける?便座はきれいに拭いてある?…なんて細かい人はもっと気になると思います。

洗面台の周りは濡れていないでしょうか。
アメニティまで揃えろとは言いませんが、洗面台に生理用品があっても個室で気づいた時には取りに行けませんよね。


こうした体験をした時に【このお店よりちょっとよかった他の店のトイレ】のことが頭によぎるのです。

とはいえ、どこも大差はない

うちの店のトイレは古いし芳香剤の香りがキツい。


そう感じたら工夫が必要かもしれません。自宅のようにトイレブラシが見えるところにあるのも特別感を損なう原因です。
とはいえ私が知る限り、どの店舗もあなたのお店とそう大差ありません。

つまり、いまなら差をつけられるということです。


また、店舗づくりとして飾り付けをたくさん行っていたり季節感ある演出をしているお店が多いですが100円均一で揃えたような雑貨を並べていると安っぽく感じます。


それならいっそ、季節感は取り入れずに10倍の金額の品物で上品さや落ち着きを演出した方が
『きれいなトイレ感』を出すことができます。


10倍と言っても1000円〜ですので大型ショッピングモール内のおしゃれな雑貨屋さんレベルでじゅうぶんです。

汚さないように使いたくなる洗面台
壁紙が一面だけ違う洗面台

クリスマスや正月の飾り付けがあるより、よっぽどシンプルで居心地の良い雰囲気が出ていませんか?

壁紙を一面だけ変えるアクセントクロスなどでもおしゃれ感や清潔感を演出することは可能です。


ここで注意すべきは木目調やレンガ風のデザインは100円均一に売っているデザインに見えてしまう、という点です。
人気の【北欧風】などのキーワードで検索することをお勧めします!

あなたの店舗のトイレのメインカラーは何色?

トイレの入り口を開けた時、何色の空間が広がっているでしょうか。色の持つイメージ、なんてよく言われますよね。
例えば

  • 赤は情熱、興奮
  • 青は知的、爽快感
  • 黒は高級感、重厚感
  • ピンクは可愛い、幸福


などが一般的な例です。
しかしこの色も、昔ながらのタイルなのか今風な くすみカラーの壁紙なのかで大きく異なります。

ちなみに、インスタグラムでは #トイレインテリア というハッシュタグのついた投稿が7.6万件もヒットします。
それだけトイレにもきれいさ・おしゃれさが注目されていることがわかります。

芳香剤も見た目重視が今風

トイレを開けたらまず正面に芳香剤がドーン!と置いてある、よくある光景ですね。これは流石にやめましょう。
このトイレ、臭いよ!と自ら名乗っているようなものです。


色味も目立つものは避け、モノトーンや壁紙に馴染むような落ち着いた色味を選んだり、インテリア風としてウッドスティックが立っているような製品を選ぶのも手です。

もしくは、芳香剤を置かないというのもありだと思います。

芳香剤臭いトイレってありますよね。
もし置かないことでニオうのであれば根本を解決した方がよっぽど清潔感があります。

Googleマップにこそトイレの写真を

土日のイベントや集客にいまいち成果が出ないと感じたらまずはトイレを見直して
【来やすいお店】ではなく【綺麗でおしゃれなトイレがあるお店】にしてみてはいかがでしょうか。


また、その様子はぜひGoogleマップで紹介しましょう。
お店の写真があるかないか、そこに必要なのは工場リフトが何機あるかの写真ではなく、従業員の笑顔とトイレの写真です。


店舗があるとどうしても築年数に応じた内外装になってしまうことを仕方ないと思いがちですが、少しの工夫で女性客の入りやすいお店は作れますよ!