【みんなと同じになってない?】販売会社のインスタグラム活用術

今回は自動車の販売や整備を行う会社におけるインスタグラム投稿の活用について。

この記事ではSNSの中でもインスタグラムの投稿に絞って

  • 他の自動車整備・販売会社と被らない
  • お客様に飽きられない
  • 投稿の型を作って作業を時短

の3点ができるようになるポイントをご紹介します。

【みんなと同じになってない?】販売会社のインスタ活用術

他の自動車販売・整備会社と被らない

まず、インスタグラムの投稿が他の販売会社や整備工場と同じような内容になっていないでしょうか?

新型車の発表や年末年始、決算などはどの販売店もほぼ同じ画像がずらっと並びます。

たくさんの販売会社をフォローしているお客様は少ないですが、
『あなたのお店』をフォローしてお客様にとって【イイコト】はなんでしょう?

車屋さんだからこそできる投稿

例えば、日常的なお手入れの方法洗車のコツ消耗品の交換時期など
「フォローしておくと役に立つ」情報ではないでしょうか。

このような投稿があることで、

  • 点検整備パックの案内
  • スタッドレスタイヤへの履き替えについての案内

などがこれまでより、さらに効果的に届きます。

また、最近では『お金の話』についての発信にも多くの関心が集まっています。

営業担当による『よりよいローンの組み方』についての情報や
『中古車の選びのコツ』などの情報も有益だと思います。

地元密着という特性を活かす

また、最近ではスタッフがおすすめする『地元の美味しいお店の情報』やそのお店とのコラボ、
『季節のお出かけ情報』などもフォロワー数獲得の成功事例となっていますね。

プレゼントや値引きなど、経費のかかるサービスではなく
『情報』を提供することで付加価値を提供することができます。

お客様に飽きられない

現在の自社の投稿はどのようなラインナップでしょうか。

  • 展示会お待ちしております
  • お菓子が新しくなりました
  • スタッフや車の紹介
  • 定休日のご案内

お客様は親近感を持って投稿を楽しみに待ってくれるでしょうか。

また『ネタがない』とインスタの投稿担当者自身が負担に感じていませんか?

誰に向けた投稿か

会社としてどのような投稿をしていくかというのは本来【どのような相手に】【何を伝えたいか】などをしっかり決めて運用していかことが大切です。
SNS運用と表現することもあるでしょう。
しかし、自動車販売・整備の業界でそのような投稿を見ることはほとんどありません。


ほとんどは本部からくる広告をそのまま掲載しているか、
若いスタッフが写真を撮って加工して載せているかです。
更新頻度も低く、写真に写ったスタッフも明らかに乗り気じゃない様子がわかる投稿をお客様は求めているでしょうか。


とはいえ、全てのお客様に向けた投稿となると年齢層は幅広くなりすぎます。
そのような場合には今回のテーマである『インスタグラム』の利用が多い世代に着目するのがよいでしょう。

こちらの記事からわかるようにインスタグラムのメインユーザーは20代~40代、
その中でも特に20代となっています。

つまり、その世代のお客様が『好きそう』な内容が最適な投稿となるわけです。

20代の自社のお客様にとっての悩みを解決できたり、
おすすめのお店やお出かけスポットなどが飽きられない投稿となりますね。

インスタグラム投稿の型を作って作業を時短

少し思い出していただきたいのですが、
現在インスタグラムの1つの投稿あたりどれくらいの時間を使っているでしょうか。

その投稿の内容にはそれだけの時間をかける必要があるでしょうか。
画像については、

  • 写真を撮る
  • トリミングや色味を調整する
  • 文字を入れるなどの加工をする
  • 文章やハッシュタグを入力する

この作業をスマホでおこなっているかPCかでも作業時間に差が出ると思います。

これを解消できるのが『投稿の型』『共有マニュアル』を作ることです。

インスタグラムの投稿の型と共有マニュアルとは

画像の編集には Canva のようなデザインのテンプレートを活用することをお勧めします。

Canvaでは利用登録(無料)が必要ですが
テンプレートとしておしゃれなレイアウトがたくさん紹介されているので、
これまでテンプレートを活用していないのであれば
写真を入れ替えて文字の内容を変えるだけでインスタグラムっぽさは急上昇します。

また、Canvaではweb上で作成・データ(型)保存されるので
共有機能を使うことで他のスタッフともデータ共有が簡単です。

一つ注意してほしいことは、インスタグラムの担当者を一人にしないということです。
その人が異動や退職などでお店にいなくなった時、これまでの投稿が続けられなくなってしまいます。

このため、Canvaの使い方や投稿頻度などの共有マニュアルを用意しておくといいでしょう。
Canvaの使い方は、YouTubeや個人のブログなどでたくさん紹介されているので是非活用してみてください。

さいごに

インスタグラムの投稿を活用できているお店は、自然とお客様からのいいねをもらえるようになります。

いかにお客様にとっての「お役立ち情報」を発信していくことができるか、がポイントだとお伝えしました。
車のことなら整備士に、ローンの組み方なら営業担当に、いろいろ聞いて発信してみてくださいね!